拗らせ女の掃き溜め

恥も外聞も。

ラッセン展行けなかった

ここ数日間、開催していたラッセン展。

 

以前、恋人が足を運び、素敵な特典ファイルと土産話を持ち帰ってくれたので、次回開催時はわたしも行きたいなあと思っていた。

 

今回は事前にネット予約を行い、ワクワクしながら開催日を待ち望んでいたが、秋の体調不良でうまく体が動かずあえなく断念。

 

昔は恋人に連れられて美術館へ行き、ただただすごいという感想しか持てなかったわたしにも、最近はなんとなくタッチや色づかいの好みがでてきたり、僭越ながら作者の気持ちを考えるという見方も見れるようになってきたので、原画を拝見できる機会を逃してしまい非常に残念だ。

 

お恥ずかしい話だが、ラッセンの絵はどちらかというとサラッとした質感だと思っていたが、実際に原画をみた恋人に聞いたところ、しっかりとした筆跡のうえにキラキラが散りばめられていて、それはそれは綺麗らしい。

 

うう。みたかったな。

 

でも、ラッセン展に行けず落ち込んでいるわたしを見るに兼ねた恋人が、体を折り曲げてラッセンの絵に描かれているイルカの真似をしてくれたので、これはこれでいい思い出になったよかったと思っている自分がいる。

 

とはいえ、自粛期間中に絵画に残る筆跡の魅力に惹かれ、心ゆくまで眺めてみたい思った気持ちは未だ顕在なので、また機会があったら是非足を運びたい。