拗らせ女の掃き溜め

恥も外聞も。

柿食えば土曜日の鐘

もしやこれはやってしまった…?

 

昨晩の予定では、今日は早くからカフェでPC作業を捗らせて、その足で次に読む小説を買いに行き、帰り道で牛乳と卵を買ってこようと思っていた。夜ご飯は美味しいものを作って、夜には久しぶりにRPGでもしようかななんて。

 

こなさなきゃいけないタスクはあれど、貴重な休日を充実させようとワクワクしていた。

 

でも眠りから覚めた朦朧とした意識が認識しているのは、はりきって設定したはずのアラームが聞こえなかったことと、長時間横たわっていたことにより体が痛くなっているという事実。

 

嘘だろ。。。

 

目を開けて、恐る恐るディスプレイを見ると、そこには16:00と表示されていた。

 

絶望的な時刻すぎて、歪な形に口元がニヤける。欲張りな頭を納得するしかないけれど、これからどうやって帳尻を合わせたらいいんだい?

 

Mリーグでツモられた選手が、観念したように、はい。と返事をする時は、こんな気持ちなんじゃないだろうか。

 

優先するべきは委託されているライターの仕事だとわかっているけれど、わたしは自分のサイトも構築したいし、娯楽も楽しみたいよ。

 

まああれだ。とりあえず柿を食おう。

わたしの土曜日の鐘よ、鳴れ。